Archive for 2 月, 2008

3倍高速になったOpenOffice.org Mac OS X ネイティブ(Aqua)日本語版 最新ビルドの情報

木曜日, 2 月 14th, 2008

2008年2月13日、OpenOffice.org 2.4系列の最新ビルドが公開されました。Aquaネイティブ版とX11版がありますが、Apple製X11のバグにより日本語の入力に問題があるため、X11版はあまり実用的ではありません。Aqua版はかなり開発が進んでいて、多くの不具合が修正されているほか、通常の旧バージョンの3倍高速に動作するようになったそうです。ヒラギノなどAqua環境のフォントが使えるほか、ことえりなどAqua環境の日本語入力機能が利用可能です。

実際に使ってみると、起動や動作が確かに高速化していますが、まだ若干もっさり感は残ります。印刷も可能になり、実用になる一歩手前まで到達していると感じます。

一日使ってみて気づいた不具合としては、ファイルを「開く」を利用するとカラーカーソルがくるくる回り続けて無反応になってしまいます。アプリケーションのアイコンにドロップすれば、特定のファイルを開くことができるので、とりあえず対処は可能です。

OpenOffice.org: Mac OS X Leopardで日本語を入力する方法

木曜日, 2 月 7th, 2008

Leopard の X11 (X window) は、ベースがXfree86からX.orgになるなど、大幅な変更が加えられ、同時に大量のバグも加わりました。最大の問題は、「~/.xinitrc」を起動時に読んでくれないことです。日本語入力なども問題が生じるので、根本的ではないながら使用可能な状態にするための方法を紹介します。

OpenOffice.org 2.x.appの実態は、X11環境でOpenOffice.orgを起動するためのアップルスクリプトです。アップルスクリプトの「do shell script」コマンドで実行しているのですが、どうも「kinput2の起動+環境編数設定+OpenOffice.orgの起動」の連続コマンドはうまく動いてくれません。そのため、OpenOffice.org 2.x.appをダブルクリックして起動した場合、日本語入力環境が設定されません。

X11で日本語を入力するために、kinput2とcannaをインストールします。
インストールは、FinkかMacPortsを使うと便利です。
X11でことえりなどAqua環境用の仮名漢字変換ソフトを使用可能にする kinput2.macim は、08年2月6日時点ではLeopard非対応です。

Mac OS X 10.5 Leopard でAqua版 OpenOffice.orgを使用する

月曜日, 2 月 4th, 2008

OpenOffice.orgでは、Mac OS X ネイティブのオフィススイートを開発中です。まだまだ開発の初期段階で、いろんな問題がありますが、とりあえず試してみることは可能です。10.4 Tigerまではダウンロードしたものを起動するだけで良かったのですが、10.5 Leopardでは文字化け(いわゆる豆腐文字)がおこります。じゃ、全く試してみることもできないのかというと、簡単な抜け道があります。
1. まずはダウンロードする。http://porting.openoffice.org/mac/download/aqua.html上記のページの下の方で、「Intel Mac」か「PowerPC Mac」を選択してください。
2. 自分のMacのハードディスクにコピーする。
3. アプリケーションのアイコンをcntrolキーを押しながらクリック(または2ndボタンクリック)して、コンテスクトメニューから「パッケージの内容を表示」を選択する。
4. ゴシック系のTrueTypeフォント(sazanami-gothic.ttf, kochi-gothic-subst.ttfなど)を、「Contents/share/fonts/truetype」にコピーする。
これだけで文字化けは解消です。しかし、現状では印刷ができないなど、まだまだ実用的ではない開発初期段階ですので、日常的な作業にばりばり使えることには期待しないでください。実用性を必要とする場合、NeoOffice をお薦めします。

日本語のTryeTypeフォントを持っていない場合、フリーの日本語TrueTypeフォント(sazanami, kochi-substituteなど)を、FinkやMacPortsを使ってインストールすると楽だと思います。
フォントがインストールされる場所は、Fink: /sw/lib/X11/fontsMacPorts: /opt/local/share/fontsです。
ちなみに、FinkはFinkCommander、MacPortsはPorticusを使うとGUIで操作できるので管理がラクチンです。